和ゆらり …「大人のための和ークショップ」〜わたしだけの贅沢時間〜


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第捌回 気持ち華やぐお正月飾り

手作りのお正月飾りで迎える2012年はいかが?

年の瀬迫る師走の昼下がり。新しい年への思いをはせて、今回の和―クショップは世界にたった一つだけ~のお正月飾りを作ることに。開催場所は、春、日本酒でお世話になった「あかね食堂」さん。日々美味しさを追究する努力家シェフと、ワインのことなら何でも聞いてね♪ という頼りになるシニア・ソムリエの素敵な男子ズのお店です。

そして今回のせんせいは、「アトリエ・ヴェール・ドゥーズ」を主宰する大久保のりこさん。二子玉川にある「コミュニティクラブたまがわ」でもフラワーアレンジの講座をお持ちの売れっこのフラワーデザイナーさんです。季節感を大切に、花本来の美しさをさまざまなスタイルでアレンジする大久保せんせいのお正月飾り。考えるだけでもワクワクです♪

まだ青い注連縄(しめなわ)は、新しい畳の匂い

和―クショップが始まり、まずは今回使うお飾りの確認から。ベースになるのは輪になった注連縄。直径20cmほどのこの注連縄に、水引や南天の実、金色の俵などおめでたいお飾りを重ねていくのだそう。できあがりが楽しみです♪

「この注連縄、まだ青いでしょ。嗅いでみると新しい畳の匂いがしますよ」という大久保せんせいの声に、早速かいでみる参加者さん達‥。
「確かに畳です!」と納得された模様(笑)

大久保せんせいが手にしているのが、手本となるお飾り。
華やかな中に落ち着きのあるアレンジがさすがです。何だかお正月の格がちょっと上がる感じとでもいいましょうか。
「あまりに自由に作っていただくと、収集がつかなくなるので(笑)、一応お手本を作ってきましたが、アレンジはどうぞご自由にね」と大久保せんせい。

製作中の参加者さんたちは…

同じ材料を使っても、皆さん作り方は本当にそれぞれ。じっくりアレンジを考えるかた、ちゃちゃちゃと手早く組み合わせてから修正していくかたと、性格やキャラクターが表れます。でも、わからなくなっても、すぐに大久保せんせいが教えてくれるので、安心して進められます。


製作工程の中で、一番個性が出たのが赤い水引。ねじる、重ねる、結ぶと形作りもさることながら、注連縄のどこに、どんな風につけるかが、見事に千差万別。「こんなに違いが出るなんて、思ってもみなかったわ!」と、大久保せんせいもちょっとビックリ。


和―クショップを開始してから約60分。
見事に完成しました♪


こちらのお二人はお友達同士でご参加いただきました。お一人は年末にタイに旅立たれるのだとか。お正月飾りも忘れずに持っていってくださいね。




和―クショップの最後は、シャンパンで乾杯☆

「あかね食堂」さんには、とびきり美味しい国産のワインや泡系がいつもずらりと用意されているのですが、そのうちの1本をご用意いただきました。大分県は宇佐市にある「安心院葡萄酒工房」のスパークリングワイン。フルーティーでさわやかな珠玉の1杯でした♪


写真 ◎ 長谷川 朗 / 文 ◎ 和ゆらり


↑以前の「和ークショップ」でも
お世話になった白金のあかね食堂さん


↑こちらが、今回の材料です



↑う〜ん、新しい畳のいい匂い


↑今回のせんせい、大久保のりこさん


↑和気あいあいと製作しているみなさん


↑赤い水引で個性を出して


↑見事完成!



↑こちらもみなさんお楽しみの安心院葡萄酒工房さんのシャンパン!